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Title : 紅型とバティックの関連性について
Author :

Akbar Rizqi Dhea Habibi, S.S., M.A. (1)

Date : 15 2021
Keyword : ??,?????,Bingata,Batik,Okinawa ??,?????,Bingata,Batik,Okinawa
Abstract : 沖縄県の染織、紅型の起源を先行研究では、14~15世紀にインド更紗、バティックの技法、中国印花布が影響を与えたとする。発表では当時の琉球とジャワに関する資料から関連性を再考したい。現存する紅型は15世紀の1点で型紙技法であり、バティックは見つからない。14~15世紀のジャワの石造像のバティック文様とこの紅型を比較するが同様とは言い難い。『歴代宝案』では宣徳5年(1430)に琉球からジャワへ初の交易開始許可が下るがバティック類の記載は確認できない。バティックとは王宮内で制作され門外不出の手描き技法で、信仰・儀礼に着用するものであった。記録によると、バティックの技法はジャワ島内に16世紀以降に広まるとあり、スマトラ島等への技法伝播は19世紀以降である。従って、バティックの技法が琉球へ14~15世紀に伝播し、紅型に影響を与えたとは言い難いと考える。
Group of Knowledge :
Level : Nasional
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